再雇用者に短時間勤務してもらうと会社にメリットがないのか?
この議論、出来レースなの?
なら、会議に掛けないで!と思ってしまった私…。
再雇用制度規定を作成するのに、現在、色々検討中なのだが…。
先日の会議で、定年退職者を再雇用するための規定に、短時間勤務の場合のお給料の規定も加えておきましょう!という案がある部署の部長から出ました。
しかし、それを私が所属するグループの会議で話し合ったところ、「こんな案は必要ありませんよね?」と役員からの対立案が出ました。
年金が出るので、週に2日勤務くらいの仕事にしてほしいという社員からの要望が出てきており、社長の意向としては、社員に好き勝手に雇用条件を決められるのは、真っ平ごめんであるのだとか…。今後、フルタイム勤務できない定年退職者は、再雇用しないという意向であるのだとか…。
ただ、その前の会議では、再雇用者には週に2日働いてもらったり、3日働いてもらったり、そんな仕事があってそれで再雇用した場合は、会社としても経費上無駄にはならないので、メリットはありますね、なんて話がその役員から出ていたものだから、頭の中が?マークでいっぱいになりました。
私は、「では、今後、短時間勤務の再雇用者は出てこないということなんですね?」と確認したところ、今後、出て来たときに個別に契約するとのこと。
要するに、短時間勤務しても良い定年退職者は、個別に社長の判断で決めるということです。
そして、いくら仕事がなくても、定年退職者から再雇用の希望があれば、必ずフルタイム勤務で雇うとの意向。短時間勤務で再雇用しても、一切会社にメリットはないというのです。
私は、「短時間勤務の場合、フルタイム勤務の場合の給与の取り決めを2種類作っておいても、何ら問題はないと思いますが…」と伝えると、
役員に「給与の提示をするということは、そのような仕事があると言っているのと同じだ。実際、そんな仕事があるしね…」とのこと。
私と会社の認識の違いがわかりました。私は、定年退職者は、再雇用時には、違う仕事に就くという認識。
役員含む会社は、定年退職者後もこれまでと同じ仕事で頑張ってもらうという認識。
要するに、中途採用にしても、新卒採用にしても、応募者がいないんですよね…。だから、定年退職者をあてにするしかないのか?
それとも、社長がただ単に、特定の定年退職者を再雇用したくないだけなのか?
本当に、考え方に、一貫性がなくて困ります。私が間違っているのでしょうか?